人生の塩となるもの

クローバーと五芒星

「音楽」-2nd Movement- 2023/3 公開予定だったもの。

※発売当時に書いてたやつを今さら公開

 

NEWS初のEP 「音楽」-2nd Movement-  発売おめでとうございます!

 

ミニアルバム的な、(増田くん曰く)デカシングル的な。

ちなみにEPとはExtended Playの略らしいです。今回初めて知りました…笑

 

まさかここで『音楽」』続きが、しかもEPという形でリリースされるとは思ってもいませんでした。

…が、タイアップソングだけでも4曲も収録されてる、豪華で華やかな20周年の幕開けに相応しい1枚。

これに加えてMVや宮城のCodaなどが入ってて、さらにシリアルコード登録したら配信も見られるなんて贅沢にも程がある………

 

今作収録曲は全て前作アルバムの楽曲とリンクしてるとのこと。

20周年の幕開けの合図でもあり、ここまで(特に3人体制になってから)取り組んできた音楽活動を象徴する、ある意味集大成とも取れる作品。

 

3人が奏でるTRIADを味わってください。

 

 

1. Interlude 

今作は前作『音楽』のOutroductionから幕を開ける。

 

「これからも歌い続ける。僕の内側に、音楽がある限り」

 

男に出会い、本当の音楽を知った(に気づいた)「星」が息を吸った、その先の物語……

 

 

2. A Real Man

聴いてるだけでハッピーになれる。

 

「KMK the boys rock you all!」をさらに上回る壮大でハッピーでにぎやかなミュージカルソング。
また、昨年末の第67回有馬記念テーマソング。

 

ブレスで幕を閉じた「Coda」(『音楽』Outroduction)にリンクするように、こちらはブレスからはじまる。

 

有馬記念の時にYouTube上に上がってたMVのイメージと今回収録のMVでかなり印象は変わるかも…

JRAのMVは中山競馬場の芝やパドックで撮影されており、曲中のトランペットなどとも相まってシンプルで爽やかなイメージだったが、EP版のMVはスタジオでミュージカル調に撮られてて創り込まれた作品という印象を受けた。

 

 

3.Tick-Tock

TVアニメ「シャドウバース」の主題歌。

 

バチバチにキマってます。

「Burn」「ReBorn」の系譜。

 

1番と2番で単純に歌詞が変わるだけじゃなくて、ガラッとメロディーごと変えてしまうのも最近のヒロイズム楽曲でよく見受けられる。

1番Aメロはゴリゴリ系ラップ、2番はメロラップ

 

MVでは実際にギター、ベース、ドラムも登場。生バンド背負って歌うことは多々あったけれど、MVの演出では初かな…?

ベースのスラップ(特にアウトロ)がカッコ良すぎる。

 

3.ハレルヤ

東洋紡さんのCMにて起用。

 

こちらは「未来へ」の系譜を継ぐ応援歌。

"ハレルヤ"とは讃える、賛美の意味。

 

加藤さんと讃美歌って相性いいよね。

なんか幻想的な美しさがある。

 

4.メモリー

キャンプアワードテーマソング。

 

「ビューティフル」を思い出させるイントロから始まるこの楽曲は、等身大でシンプルな日常を歌う。

 

小山くんのキャンプへの思いや目的、テーマが歌詞にも入っていて、忙しい毎日にそっと寄り添ってくれるような、そんな一曲。

 

 

 

5.白

 

良い曲。

 

3人の歌声をじっくりと堪能できる。

 

楽曲自体はゆったりとシンプルながら、歌割りやハモリが結構複雑で、改めて3人の歌唱力や可能性に驚かされるばかり。

 

 

6.フィナーレ

最高です。

 

JEの視聴で一部を聴いたときは「Coda」的な楽曲かなって勝手に思っていたけれど、フルで聴いてびっくり。

 

交響曲なんかで言う「終曲」って華やかで優雅なイメージがあるし、イントロは特にオケっぽい感じもするんだけど、始まってみればアップテンポだしラップもあるしで疾走感溢れる応援歌で、

歌詞の中にNEWSを思わせるワードが入っているのも素敵。

 

20周年の助走とも言える今作品にピッタリなフィナーレを迎える。

 

 

いざ、20周年。