人生の塩となるもの

クローバーと五芒星

史上最大規模「NEWS EXPO」開幕! 〜アルバム感想〜

 

この前車乗ってるときにラジオでたまたま聞いたんだけど、世界初の地球の軌道上で開催されるNEWS EXPOっていうのが開幕したらしい。

そういえば招待状も届いてたし行ってみようかなぁ。

 

というわけでアルバム感想です。

ライナーノーツ?いやいやそんな大したもんではありません。

 

 

1. NEWS EXPO -Interlude-

歴代最大規模の万博「NEWS EXPO」開催の知らせ。

万博のテーマは、

"美しい希望を叫ぶ"

ただ単に「希望」とするんじゃなくて「美しい希望」っていうのがNEWSらしさを表してる。

白のイメージのNEWSにぴったり。

 

2. エンターテインメント

NEWS4部作(NEVERLAND〜STORY)表題曲の要素を全て詰め込んだような楽曲。オマージュ的な。

重厚的だけどサビでメジャーに転調する感じが初めて聴いたとき「あぁ、これこれ!」ってなった。

NEWS EXPOのテーマ"美しい希望を叫ぶ"が歌詞に入ってるし、きっと万博のテーマソングもこの曲なんだろう。園内でこれがBGMで流れてると思うとワクワクしてくる。

 

やっぱりライブのオープニングはこの曲からかな…?

 

3. ストレンジャー

いい意味でクセのない爽やかなロックチューン。

個人的に好きなジャンルだから今の3人がこういう曲を歌ってくれて嬉しい。

『Change the World』とか『STARDUST』とか6人時代の楽曲を思い出す。

近年はバンドナンバーでもゴリゴリ系が多かったから逆に新鮮な感じもする。

 

 

4. PAVILION -Interlude- 

"EXPO Today"

Neo Electric Wonder State社が好きな時代好きな場所へ自由に移動できる「コンパクトディスク」なるものを開発したらしい。

Neo Electric Wonder State社も出展されてたんですね。

 

5. Alien

曲名を見た時カイコタボンセンを思い浮かべたけどどうやら違うようですね…笑

爽やかで穏やかな曲調で歌詞も可愛らしいのによく歌詞を考えてみると少し物悲しい。

曲中の「Alien」とは誰なのか?何かの比喩?NEWSのこと?

 

(Alien -Interlude-)

コーティーティプトリー機長!お久しぶりです。

こんなとこで会えるとは…

 

6. チューイングガム

こちらも可愛らしくてキャッチーでお洒落な一曲。

イントロや間奏のホーンセクションがジャジーでかっこいい。

 

閃いたアイデアを風船ガムにたとえた歌詞だけど、よく聴いてると結構ぶっ飛んでる笑

Q.地球の裏側のキミに会う方法

A.穴掘ればいいんじゃない?

 

ラップパートが特にお洒落で気だるい感じが今までなかった感じで好き。

 

7. Different Lives

今回のアルバムというか20周年のNEWSのもう一つのテーマ。

"もし違う人生を選んだら…"

初めて聴いたとき頭に浮かんだのが『RENT』の「Seasons Of Love」だった。もっと有名なとこで言うと『The Greatest Showman』の「This Is Me」とかもそうかな。

ミュージカルの終盤に演者全員で歌い上げるメッセージ性の強いナンバー。

ひとつの作品を見ているような気分にさせてくれる。泥臭く、でも品のある楽曲はNEWSらしさを感じる。

 

「Different Lives」という言葉選びがすごく好きというかしっくりきていて。ショートフィルムの名付け親の加藤さんも少し言及していたが、「Another Life」だと単数形、つまり今の人生かもう一つの人生かの2択になってしまう。でもそうではなく、さまざまな選択肢があったなかで今この人生を進んでいる。「Different Lives」にはそんな「人生の価値」の重みが込められているように思える。

 

NEWSの3人にはもはやNEWSでい続ける使命のようなものを感じるんだけど、「undertaker」=請負人っていう言い回しがNEWSを表すのにぴったりだなと思う。

そもそもNEWSというグループは、本人達の意思で集まって走り出したわけではない。けれどもその運命を、与えられた「NEWS」という屋号を、受け入れて掲げ続けてきた3人はまさに運命請負人なのだろう。

 

8. MONUMENT -Interlude-

万博のシンボルDifferent Livesの塔

3人が「NEWS」でいるという選択をし続けてくれたからこそ、今私たちは「NEWS」の人生の一部にいられる。逆に言えばそれ以外の選択肢を捨ててきたということ。

NEWSでいてくれてありがとう。

NEWSの人生の一部を共に見させてくれてありがとう。

 

9. 100年前から

eillさん提供、今作唯一のバラード。

100年の愛を叫ぶラブソング。

前世から続く愛なのだろうか。前世の約束を果たす為、主人公は生まれ変わっても「君」を探す…。

ロマンチック過ぎやしませんか…

 

10. 二枚舌を今夜絡ませる

バラードからのこの曲は温度差が凄すぎる。

イントロからバチバチキマってて最高。

少し懐かしさも感じるメロディアスでアダルティな雰囲気がクセになる。

 

1番のサビ前は増田さんが「最低だ」と歌って、2番はコヤシゲが「最低で」「最高だ」って歌割り振ってあるの天才。

この曲はライブパフォーマンスが楽しみ。バチバチにキメて踊ってほしい。

 

11. Haqqy 

不気味なバースデーソング。

歪んだ愛。じわじわ怖さがやってくる。

さすがAKIRAさんチーム。

 

この主人公絶対監禁もしくは心中してるよね…

怖すぎ。

 

歌い方変えてる加藤さんの嘲笑った感じが狂ってていい。

 

12. We are Team NEWS

大優勝🏆

全てが最高すぎます。

『Haqqy』からのこの曲もまた温度差やばくて風邪ひきそう…笑

 

NEWSファンの翔さんが書くチームNEWSのための曲なんて、最高が約束されたようなもの。

人によっては少し小っ恥ずかしくも思えてしまうどストレートな歌詞をこんなにカッコよくキャッチーにメロディーに乗せてしまえるのはさすが氣志團綾小路翔

翔さんマジック凄すぎる…。

 

間奏でそれぞれ自由に叫んでる3人が可愛い。

「翔さーん、ヒデさーん、ありがとー!」って叫んでるのTHEまっすーって感じで好き。

こういう曲は小山くんに煽らせたら横に出る人はいない。

ライブの定番曲になること間違いなし。楽しみ。

 

13. SECRET CODE -Interlude-

Mr.インポッシブル登場。

NEVERLANDの "The Grand Finale"から『U R not alone』の流れとかそのときのMr.インポッシブルのセリフがすごく好きだから、ここでMr.インポッシブルの言葉が聴けてなんか泣きそうになった。

 

 

14. 劇伴

GReeeeNさん提供楽曲。

劇伴とは映画やドラマなどの映像作品の背景に流す音楽のこと。

最後の曲のタイトルが劇伴?って最初見た時ちょっと違和感もあったけど、このアルバムの流れではなく「人生」の劇伴ということなんだなって聴いて納得した。

大サビ前の転調部分(の音の動き)がめっちゃGReeeeNっぽいってなった。

イントロはカノン進行かな…?だとしたら4部作だけじゃなくて前作『音楽』の要素も回収してて凄すぎ。

低音ラップを小山くんに歌わせたらピカイチ。

 

今と瞬間が明日を作る

今と瞬間を描き足していく

負けて 泣いても構わないさ

僕らきっと明日への途中

ここの1行ずつ歌い繋いで最後3人で歌うのがなんかグッときたな。

「NEWS」の主人公は間違いなく3人で、その3人が20周年のアルバムラストの曲で美しい希望を歌う。そんなのグッとこないわけがない。

 

おそらくライブもこの曲がラストになるんだろうけど、生で大合唱聴いたら泣いちゃうかも。

 

あとがき

アー写、ジャケ写のイメージ通り、どの曲もすごく鮮やかで多様性があって20年目を振り返るだけでなく新鮮味もある素晴らしい作品だった。

増田さんがマルマルで「アルバム聴きながらこの2人でよかったなって思った」って書いててすごく嬉しかったんだけど、このアルバム聴いてわたしもNEWSがこの3人でよかったなって思いが心の底から湧いてきた。

 

この前、8/9で初めてNEWSのライブに行ってから10年が経ち、8/11で味スタから5年が経った。

アルバムを聴いてると、ふと過去のNEWSにも思いを馳せてしまった。今年も変わらずこうやって新しいアルバムがリリースされツアーが開催されることのありがたさを改めて感じるとともになんかちょっぴりしんみりとしてしまったり…。

あのとき想像した未来のNEWSの形とはちょっぴり違うけど、今のNEWSかっこいいし歌上手いしライブ最高に楽しいし素敵な大人になってるよ。

 

 

We are Team NEWS Forever!